FXの仕組みと利益の出し方
FXの仕組みは、海外旅行に行く際の両替をイメージすると分かりやすいです。
例えばアメリカへ旅行に行きます。
出発時、1$=100円だったとします。
あなたは10,000円を米ドルに両替しました。
つまり、100$を両替したことになります。
1週間経って帰国する時は、1$=130円になりました。円安ですね。
偶然両替した100$を使うことがなかったあなたは、100$を日本円に両替しました。
すると手元に返ってきた日本円は13,000円です。
つまり3,000円の利益が出たことになります。
これがFXの利益が出る仕組みです。
もちろんそこには手数料などがあったりするので実際には少し計算しなければなりませんが、日々動いている円安や円高の差額により利益を得ることができるのです。
なお、これだけだとただの「外国為替取引」でしかありません。
おさらいですが、FXは日本語では「外国為替証拠金取引」と表記します。
では「証拠金」とは何なのでしょうか?
FXを始める場合はFX会社に口座を開きお金を入金します。そのお金が証拠金となります。
その証拠金を担保にすることで、FXではその証拠金の数倍から最大25倍の金額を取引することができるのです。
その倍率のことをレバレッジと呼びます。
10,000円預けて、レバレッジが10倍だとすると100,000円の取引が可能となります。
なので少ない資金からでも始めやすいのがFXの特長です。
なお、レバレッジはFX会社によって変わってきますが、2011年8月1日以降の金融庁の規制により、最大25倍と定められています。