FXで負ける人の特徴とは


FXにおいて勝つ人がいれば、負ける人もいます。
負ける人というのは概ね特徴が一致しているので、いくつか負けパターンを紹介します。

短期の足しか見ない

トレードスタイルによって見るチャート種類が異なりますが、特にスキャルピングやデイトレードを行う人は、ついつい1分足〜30分足程度しか見ない人が多いです。

しかし、今時点で上昇傾向であっても、日足で見たら下降トレンドの中で一時的に上昇しているのに過ぎないことも多々あります。
そんな中、ロング(買い)に走るよりは、天井に来たと判断するまで待ってショート(売り)を行った方が確実です。

今その場の判断だけで売買するのではなく、長期的なトレンドを把握するようにしましょう。

売買しないという判断ができない

FXをする時間はどうしても限られています。だからいざチャートを見始めたら、なんらかポジションを持ちたくなるのが常。

しかし、FXには「ポジションを持つべきではないタイミング」があります。
例えば、なんらかの経済指標が発表されてチャートが乱高下しているタイミングだったり、揉み合いによりどっちに動くか判断できない横一直線の時だったり。

このような時に手を出すと、ほぼ間違いなく火傷してしまうのです。
誰かが円を買えばチャートは下降し、誰かが売ればチャートは上昇するのがFX。
明らかなトレンドが見てとれない時には、売買すべきではありません。

それなのに、機会損失だと思い込んでついついポジションを持ってしまう人は、FXでは負けてしまいます。
打席に立たないと判断することも、FXで勝つ上での重要な判断です。

資金やスプレッド、ロスカットの基準などを把握できていない

FX会社が提供するツールでは、lot数を決めて簡単に発注できてしまいます。
自分がどのくらい金額を持っているか、今のスプレッドはどのくらいかを考えなくとも、持てるlot数を超えていればエラーが出て発注できないので、資金について考えなくとも大丈夫なようになっているのです。

しかしそこに落とし穴があります。

ここで、一つ不幸な事例を紹介します。
資金が10万円ある人が、スイスフラン/円の取引をしようと考えていました。
1CHF=110円だとすると、レバレッジ25倍で250万円、250万円÷110円=2.2lot購入できると踏んで、2.2lot発注。

すると、発注した途端に決済。
何が起きたか分からず、もう一度発注。
そうしたらまたすぐに決済。

見たら残額が8万円まで落ちていたのです。

何が起きたのでしょうか?
実は使用していた取引会社のロスカット基準が証拠金維持率が100%切ったらロスカットとなるシステムだったのです。
スイスフランのスプレッドが9pipsとかなり大きなスプレッドになっていたため、発注した段階で1,800円のマイナスからスタートするという状況でした。
そこで、資金ギリギリのレバレッジで発注をかけたら、いきなり証拠金維持率が100%切ってしまいロスカットとなってしまったのです。

自分の資金がどのくらいあって、どのくらいの発注量だと含み損何円まで耐えられるか、しっかり把握をしていないとこのようなことが起きてしまいます。

過去の勝った経験を引きずって調子に乗ってしまう

トレンドが一方方向に進んでいる時は一度に数十pips取れたりすることもあります。
そのような時に調子にのってしまうと、勝った経験が引きずってしまい、次も勝てると思い込んでしまうものです。

急にトレンドが反転しても、「また戻ってくる」と強く信じていると、気付いた時にはロスカットとなるケースもよくある話。
一定のタイミングを超えたら、かならず早めに損切りしましょう。
負ける人はほとんどが損大利小です。

以上が負ける人に多く見られる特徴です。
負けないためにも、しっかり自分の意志を強く持つようにしましょう。

チャートツールの見方を知る


口座を開いて、いざ取引開始!
と、必ず見なければならないのが取引会社のチャートツール。

今回は外為オンラインのツール画面を参考にチャートの見方をお勉強しましょう。

chart

これが外為オンラインの取引ツールです。いくつか種類がありますが、PRO版で紹介します。
図の赤い数字を順番に見ていきましょう。

ちなみに、この画面はUSD/JPYの取引画面です。

【1】現在の為替レート

左の青い「売Bid」はドルを売って、右の赤い「買Ask」は円を買うということです。
FXの場合、証拠金は円で入金しますが最初に証拠金を元手にドルを売って円を買うこともできます。
最初はどうしても違和感がありますが、チャートが下向きに進んでいる場合は、売から入ることも必要です。

この赤青のボタンを押すと注文が発生します。

【2】時間足でチャートを切り替える

「TICK」「1分」「1時間」と期間別にボタンが並んでいますが、これはチャートを表示する単位を示しています。
TICKなら1秒ごとの時間軸、1分なら1分間隔でのチャートが出てきます。
なお1分のところのプルダウンボタンを押すと、5分・10分・15分・30分も選択可能です。

スイングトレードやポジショントレードの場合は日足や週足など、より長い期間のトレンドを見ていき、スキャルピングやデイトレードなどは数分や数時間の流れを見るために、このような時間でチャートが用意されています。

なおスキャルピングをするのに、リアルタイムな動きはTICKや1分足で見ることになりますが、これだけ見ていると失敗してしまいます。
現在はグラフが上に向かって進んでいたとしても、1時間足で見てみると1時間単位の動きでは下降傾向ということがあり、全体の流れを把握したうえで今の動きを見るようにしましょう。

【3】グラフの見方

まず赤と青の棒があります。これは「ロウソク」と呼ばれるものですが、図では1分足のチャートなので1分の動きがこの棒として表されています。
赤い棒はその1分間で上向き(円安方向)に進み、青い棒はその1分間で下向き(円高方向)に進んだということです。

棒の上下に、線がついているものがありますが、これは「ヒゲ」と呼ばれます。
例えば、赤い棒の下にヒゲがついていた場合は、その1分間の始めの値に対して逆に下向きに進んだ分がヒゲとして表されます。
ヒゲがあるということは、一見上向きに進んでいるように見えて、一度下向きにも進んでいたという意味合いが含まれます。

なお、基本的にはグラフが上向きなら買い、下向きなら売りが基本です。

【4】発注量を決める

lot単位で発注量を決めます。
自身の資金から、lot数を決めて発注しましょう。
その際に、損切りの設定も忘れないようにしましょう。
どの程度のマイナスが出たら自動的に決済するか決めておかないと、気付いた時には大きな額のマイナスが発生している、ということもよくある話です。

ツールの見方がなんとなく分かったら、動きを見ながら実際に発注してみましょう。

トレードスタイルを決める


口座の準備ができたら、次は投資のトレードスタイルを決めましょう。

トレードスタイルは、ポジションを持つ期間に応じて大きく4つのスタイルに分類されます。
以下がトレードスタイルの種類とポジションを持つ期間です。

■スキャルピング
トレード間隔:数秒~数分

■デイトレード
トレード間隔:数分~1日

■スイングトレード
トレード間隔:1日~数週間

■ポジショントレード
トレード間隔:数週間~数年

そもそも何故このようにトレードスタイルが分類されているのでしょうか?
それは、このスタイルによって何を見て売買の判断をするかが変わってくるからです。

スキャルピングの場合だと、一分一秒の為替変動によって売買をします。
チャートと睨めっこしながら動きを注視し、小さい利幅を少しずつ勝ち取っていくスタイルです。

デイトレードはスキャルピングに比べると、その日一日の市場の動きを見ていく必要があります。
しかしその日のうちで売買を完結させるため、寝ている間の変動に悩まされる必要はなくストレスは少ないでしょう。

スイングトレードの場合は、景況感を視野に入れつつトレンドを見ていくことが求められてきます。
毎時間チャートを見る必要はありませんが、早い段階での損切りが出来るか、判断力が必要です。

ポジショントレードの場合は、いかに世の中の動きを予測できるかが非常に重要です。
スワップポイントによる利益を得ることができますが、高度な情報分析能力が求められるでしょう。

では、自分はどのスタイルで行くのかは、基本的には生活スタイルやワークスタイルによって決めるのが一般的です。

ざっくり言うと、固定の本業があるサラリーマンの方などは、日中そんなに時間が取れないため、スイングトレードやポジショントレードが一番適しているでしょう。
主婦の方などある程度時間が取れるのであれば、デイトレード。
専業のトレーダーの方であれば、スキャルピングにも手を出すことはできます。

しかしどれか一つに絞る必要はありませんので、専業の方であればスキャルピングで小さい利益を積み重ねつつ、ポジショントレードで長期的な利益も同時に狙う投資スタイルを取るのもオススメです。

サラリーマンの方であっても、夜にまとまった時間が取れる方であれば、夜間に開いている海外の市場を舞台に、スキャルピングで取引することもできます。

自分がどのタイミングで取引する時間を取れるのかを決めたうえで、「何」を狙って「何」を判断基準に取引するのか考えてみましょう。

デモトレードで取引を体験しよう


口座に入金して、さあいよいよ取引を始めよう!と思った方、少しだけお待ちを。

いきなり本番で取引するのは、車の免許を講習だけ受けて実際に運転せずいきなり公道に出るようなもの。

必ず最初はデモ口座を使ってデモトレードしてみましょう。

デモ口座を使ったトレードは、おそらく9割くらいの証券会社で用意されています。

デモトレードで見るポイントとしては
・ツールの使用感
・為替の変動
・取引のルール
・注文方法
をしっかり肌に馴染ませましょう。
注文したり注文取消やEXITしたりと、ひと通りの操作を体験してみることをオススメします。

また、スマホでもデモトレードできるところが多いので、スマホのアプリも使ってみてください。

為替の変動は一瞬です。
ツールの使い方やルールでもたついている間に利益を逃す事も有り得ますので、デモ口座を証券会社のホームページから確認してみてください。

当然ながらデモ口座で利益が出ても損失が出ても、あくまでもデモなのでご注意を。

デモトレード可能な証券会社

参考までに有名な証券会社でデモトレード可能なところを掲載します。
他にもデモトレード可能なところはありますので、各ホームページから参照してみてください。

DMM.com証券
GMOクリック証券
FXプライム byGMO
楽天証券
外為どっとコム
FXトレーディングシステムズ
FXトレード・フィナンシャル
IG証券
JFX
OANDA Japan
YJFX!
ひまわり証券
外為オンライン

申込、審査を経て口座を開設する


FX取引会社を決めたら、口座開設へと進みましょう。

口座を開設するには、ほとんどの会社がホームページの申込みボタンから申込できます。

・名前、生年月日、住所、職業等の基本情報
・金融機関情報など取引に必要な情報
・申込コース(レバレッジ)などの選択

上記を入力して登録。
10分もかかりません。

その後、ほとんどの会社が本人確認書類を必要としますので、指定の方法(郵送、FAX、メール等)で本人確認書類を取引会社に送ります。
本人確認書類は住民票の写しや運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード等で大丈夫です。
なお、法人の場合は登記簿謄本や印鑑証明などが必要となります。

今だと写真に撮ってアップロードもしくはメール添付で送れば良いところも多く、わざわざ郵送せずとも本人確認書類を送れるので便利になりましたね。

本人確認書類を送付すると、取引会社にて審査が行われます。

審査はクレジットカードなどに比べると甘いです。

チェックされるポイントは、主に以下の4つ。
・職業
・年収
・資産
・投資経験

無職で年収もなくて資産も投資経験も0、という場合は審査に落ちるでしょうが、無職で無収入でも資産が50万あって投資経験もあるなら通ります。
なので一般的なサラリーマンであれば、投資経験がなくとも通ります。

また、年収や資産は証明を求められることはありませんし、クレジットカードの履歴を調べられることも基本はありません。
ましてや勤務先に電話連絡することもほぼありませんので安心してください。

なお、未成年の方はNGです。

本人確認書類を送っておよそ3〜5営業日程度で審査完了し、口座開設完了通知とともにIDやパスワードが送られてきます。
これで口座を開設したら、その口座に入金すればあなたもいよいよトレーダーとしてのスタートです。

なお、入金時にはFXの取引会社によって必要最低証拠金が定められているので、確認してみてください。

FX取引会社を選ぼう


FXに関する知識をひと通り学んだら、まず最初にするのはFX取引会社を選ぶことです。

でも、FX取引会社はたくさんあってどれが良いのか最初は判断が難しいと思います。
そこでFX取引会社を選ぶにあたって、チェックすべき3つのポイントをお伝えします。

【1】取引手数料はいくらか?

FX取引会社に口座を開いて証拠金を預け入れるまでは基本無料です。
しかし、取引をするにあたっては当然ながら取引手数料が発生してきます。

現在の主流なFX取引会社はほとんどが「取引手数料無料」となっており、取引手数料がかかるところは1回300円などもあります。

取引手数料が無料だとFX取引会社はどうやって儲けてるの?と思ってしまいますが、実際には「スプレッド」と呼ばれる売り買いのルールがあるところがほとんどです。

これは、2Wayプライス表示という価格表示の仕方で、例えば1$=100円の場合「米ドル/円 100.00-100.03」と記載されていることがあります。
この場合、「100.03円を出せば1$買えて、1$売るときは100円で売りますよ」という表記なのです。

その差額の0.3円(=3銭)はFX取引会社の取り分となり、実質的には手数料となっています。
扱う取引会社や通貨によってスプレッドの金額が異なるので「取引手数料無料」となっていてもスプレッドの金額もしっかりチェックしましょう。

【2】取引単位は?

取引をするにあたり、取引金額の最低単位が会社によってそれぞれ定められています。
昔からある会社の場合、取引単位が1万通貨というところが多くあります。

つまり、米ドルの場合100万ドルから取引する、ということになります。
100万ドルってことは、1$=100円だとしたら100万円の取引です。

いきなり100万円って無理だよ・・・って思うかもしれませんが、FXの場合はレバレッジという制度があるので、レバレッジ10倍で取引するのであれば10万円を用意すれば100万円の取引が可能です。

また、ここ最近だと取引単位が1千通貨からという会社も増えてきており、探せば1通貨からというところもあります。
個人投資家が増えた影響により、誰でも気軽に投資を始める環境が整ってきたようです。

ちなみにレバレッジがどのくらいかによっても、自身の資産状況から取引会社が制約がかかるかもしれませんが、ほとんどの取引会社が最大レバレッジが法規制上限の25倍となっているので、レバレッジは参考までに確認するのみで大丈夫です。

【3】知名度はあるか?

CMなどでFX会社の名前を聞くことがあると思いますが、迷ったら知名度のあるFX取引会社を選択するに越したことはありません。
知名度があるということは、それだけ他の人にも選ばれている、そしてその分会社としても利益があがっており倒産の危険性が少ない、ということになります。
もちろん100%安全とは言い切れないかもしれませんが、条件が同じなら知名度が高い方を選択するのが安全です。

なお、FX業界では口座開設にあたり「全額信託保全の会社かチェック」ということを言われるケースがあるかもしれません。
これは、私たち投資家が預けた証拠金を自社で管理するのではなく、信託に預けているかどうか、という意味合いで、万が一会社が倒産しても信託に預けている証拠金は投資家に戻ってくるので安全ということになります。
しかし、2010年の法規制により現在FXの取引ができる会社は全額信託保全でないと取引できないので、日本の取引会社であれば気にせず選んでください。